
イラストの発注に慣れていない場合や、自身が絵を描かない場合、イラストを依頼するときに、
- 欲しいイメージが伝えられない
- 何をどんな風に伝えたらいいかわからない
と悩む方は多いと思います。
この記事では「描いてほしいもののイメージはハッキリあるんだけど、伝え方がわからない」という方のために、イラストレーターに欲しいイメージを伝える方法をご紹介します。
「描いてほしいもののイメージがぼんやりとしかない」という方向けには、別記事にまとめようと思っています。
イメージを伝えるなら、何といっても画像資料!
結論を一言で言ってしまうと、イメージを確実に伝えるには画像資料が一番です。
画像資料は写真でもイラストでも大丈夫です。
しかも画像資料は多い方が、イメージのすり合わせもしやすく、イラストレーター側としては大変助かります。
※ただし、余りに資料画像に近すぎる内容のイラストの発注は著作権問題が出てきますので、あくまで参考資料程度になるような発注内容にすることを、お気を付けください。
言葉だけではイメージの相違が起きやすい
なぜ画像資料が一番なのかというと、言葉だけで伝えるとどうしても個人個人の主観が入ってしまって、イメージの相違が起きやすいからです。
例えば、
「天パの男性」と聞いて、あなたはどんな髪型の人を思い浮かべるでしょうか。
こんな感じで言葉だけでは人によってイメージが違ってしまいます。
これが
と伝えると、確実に同じイメージを共有できるわけです。
イメージを伝えるのに必要な資料の種類と量
では具体的に
- どんな資料をつけるといいのか?
- どのくらいの量がいいのか?
を解説したいと思います。
ここでは、自分がイラストの発注を受けるときに、このくらいだと助かるなぁと思う種類や量を基準にしてみます。
例1:自作小説の挿絵を描いてほしい
例2:WEBサイトに挿絵を入れたい
経験上、「絵のタッチ」でイメージの相違が起きやすいような気がします。
ハッキリと理想がある場合は、完成の参考イメージ画像は1枚でも多く頂けると、イラストレーターは理想に近づけることができます。
当サイトでは、実際にご依頼のあった制作物について、「制作物紹介」のページで受注から納品までを記事にしておりますので、他の方がどのような資料と説明でイメージを伝えているかの参考になるかと思います。
イメージ通りのイラストを描いてもらうために
画像資料を集めるのは手間がかかりますが、「納品物のイメージが思っていたのと違う…。でも追加料金は払えないし、修正してもらうのも何だか申し訳ない。」になってしまったら、発注者さんもイラストレーターもダブルで不幸です。
また、資料を先に用意しているとヒアリングの際のやり取りがスムーズになり、制作開始前に発注者さんがイメージのすり合わせのためのやり取りを何度も何度もしなきゃいけないという煩わしさが減らせます!
参考になれば幸いです。